仕事名 | タクシー運転手 | ||
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人気 | 収入 | ||
敷居低さ | 将来性 | ||
仕事内容 | タクシーを運転して乗客を目的地まで運ぶ仕事 | ||
なり方 | 普通自動車第二種運転免許を取得してタクシー会社に就職する | ||
働き方 | 正社員 | ||
収入 | 平均年収は約300万円 | ||
向く人 | 運転の好きな人、歩合給で働きたい人 | ||
評判 | 0件(口コミ投稿) | ||
仕事探し | 求人を探す |
タクシー運転手とは
タクシーに乗客を乗せて、利用者が要望する目的地に安全に送り届けることを職務としています。
私たちが普段見かける一般的なタクシー運転手の他に、観光地の案内を専門にしたタクシーや介護タクシーなどの利用者を限定したタクシー会社もあります。
タクシー運転手の仕事内容
まず出社をすると点呼をとって天気予報の確認をしてアルコール検査を行います。検査をパスすると乗務員証が渡されるので自分が運転する車に移動してウインカーやブレーキなどの点検をして出庫します。
基本的には流しで運転してお客さんを見つけますが、予約が入ることもあるので臨機応変な対応が求められます。
タクシーの運転手は1回の勤務で3時間以上の休憩を取らなければいけないので、自分で時間を作って適度に休憩することも必要です。勤務が終わると、メーターを「回送」にして帰庫します。会社に戻って売上金を会社に預けて洗車をして一日の業務は終了です。
現在の車にはカーナビが付いているので、昔ほど道を覚える必要はありませんが、細い道を走る際はカーナビでは通れると判断していても実際には細すぎて通れないこともあるので、担当地域の地図はある程度頭に入れておく必要があります。
お客さんを乗せて目的地まで送り届けるのがタクシー運転手の仕事になりますが、車の準備や点検、洗車や売上管理もタクシー運転手の大事な仕事です。
タクシー運転手になるには
タクシー運転手になるには、普通免許の他に「普通自動車第二種運転免許(二種免許)」が必要になります。
二種免許を取得するには、普通免許を取得してから3年経過しなければ受験できないので、18歳で普通免許を取得しても最低でも21歳にならなければ二種免許を取得できないことになります。
一部の会社では二種免許を持っていなくても、会社に入社してから会社負担で取得できるケースもあるので、二種免許を取得するお金や時間が無い方でも諦める必要はありません。
また、東京や大阪など一部都心部にあるタクシー会社で働く場合は「地理試験」に合格する必要があります。40問中32問正解すると合格です。
タクシー運転手の仕事の探し方
タクシー会社の営業所に行けば求人チラシが張られていることもあるので、電話番号を控えて直接応募することもできますが、タクシー会社っていっぱいあるので、自分の希望条件にできるだけ近づける為に、多くのタクシー会社で比較したほうがいいです。
タクシー求人専用の求人サイトがあるので、求人を探す際に参考にしてみてください。
個人タクシーとして開業するには
個人タクシーとして開業するには、10年以上の実務経験を経て、国土交通省が実施している試験に合格する必要があります。
タクシー運転手の給料
タクシー運転手の平均年収は約300万円です。時給換算すると1,200円程度です。
タクシー運転手の給料は、基本給と歩合給の組み合わせになることが多く、歩合給の割合が多いので多く稼ぐ人もいれば全然稼げない人もいるので、他の職種に比べると収入の幅はかなり広いです。
自分の頑張り次第で収入をアップさせることも可能なのでやりがいはありますよね。
タクシー運転手のQ&A
二種免許は簡単に取得できるの?
自動車教習所に通う場合で約1週間で取得できます。費用は20万円程度です。
試験は、視力検査などの適性検査、筆記試験、実技試験で行われます。
教習所に通うお金をケチる為に一発受験で挑む方がいますが、一発受験だと試験がシビアになり合格率も10%程度しかないので、教習所に通って合格を目指す方が現実的です。
女性は働きにくい?
確かにタクシー運転手と言えば、中年の男性が活躍しているイメージがありますが、女性のタクシードライバーも年々増えてきています。ちなみに、女性のタクシー運転手は全体の5%~10%程度と言われています。
お客様を安全に目的地に送り届けるのがタクシー運転手の一番の職務なのは間違いないですが、規制緩和に伴ってタクシー会社が年々増えており、ただ安全に送り届けるだけでは他社との差別化は出来ません。
ですので、丁寧親切な接客ができる女性ドライバーは重宝されており、男性よりも女性を積極的に採用しているタクシー会社も増えてきています。
ただ、夜勤を含めた不規則な勤務体系になり、乗客とのトラブルも付き物になるので、女性は働きにくく、まだまだ男性優位の職場なのは事実です。
タクシー強盗に遭うのが怖いんだけど・・・
タクシー強盗のニュースを見ていると、確かに怖いですよね・・・
店舗スタッフと違って、タクシー運転手は密室の中で1人で仕事をするので、強盗はなかなか逢わないにせよお客さんから暴力を振るわれたり暴言を吐かれたりなどのリスクは負いやすいです。
ただ、最近のタクシーでは防犯対策として、防犯カメラや防犯パネルや催涙スプレーなどの護身用品が揃っているので、一昔前に比べると危険な目に合うリスクは減っていると思います。
ただ、万全に対策をしても絶対危険な目に合わないという保証はどこにもないので、そういったリスクが怖いのでしたらタクシー運転手の仕事をするのは向いていないと思います。
勤務体系はどんな感じ?
勤務体系は大きく分けて、
- 日勤専門
- 夜勤専門
- 1日おき
の3つの働き方があります。
1日おきの場合は、朝から夜中まで16時間ぶっ通しで働いて次の日は休みという勤務体系になります。かなり過酷ですが、基本的にはこの働き方になります。