仕事名 | 新聞配達員 | ||
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人気 | 収入 | ||
敷居低さ | 将来性 | ||
仕事内容 | 新聞販売店に勤務して各家庭に新聞を届ける仕事 | ||
なり方 | 新聞販売店に採用される | ||
働き方 | アルバイト、業務委託 | ||
収入 | 月収10万円程(朝刊のみ)、月収4万円程(夕刊のみ) | ||
向く人 | 毎日働ける人、自分で計画を立てて仕事が出来る人、夜遊びをしない人(朝刊限定) | ||
評判 | 1件(口コミ投稿) | ||
仕事探し |
新聞配達員の仕事内容
全国各地の新聞販売店に勤務して、原付バイクや自転車などを利用して、担当エリアの各家庭や会社に新聞の配達をする仕事です。
皆さんご存知でしょうが、新聞には「朝刊」と「夕刊」があり、それぞれのどちらか、もしくは両方を担当することになります。
朝刊の場合は、午前2時半~3時ぐらいの間に印刷工場からその日の新聞を載せたトラックが到着するので、他の販売員と協力しながら積み下ろし作業を行い新聞の間に広告を折り込んでいきます。
これらの作業は長くても20分ぐらいで終わるので、自分が担当しているエリアの部数をバイクに積み込みこんで配達していきます。
配達は始めのうちは3時間ぐらい、慣れてくれば30分ぐらいは短縮することができますが、天候の悪い日は視界が悪い上、新聞を濡らさない様に新聞をビニール袋に入れたり、濡れないように考慮したりなど何かと手間がかかるので、10分~30分ぐらいは余分にかかります。
夕刊の場合は、午後3時ぐらいにトラックが到着するので、朝刊の時と同じように積み下ろしをしてバイクに積み込みます。
夕刊はチラシを入れることが無く、朝刊ほど購読しているお客さんもいないので、午後5時過ぎには配達を完了することが出来ます。
正社員になれば配達の他にも、営業をかけたりお金の管理をしたりなどの経営に関わる仕事も行います。
新聞配達員になるには
原付の免許は取得しておいた方が良いですが、自転車で配達している販売店であれば原付免許は不要です。
新聞配達員の仕事の探し方
どこの販売店でも基本的に人材不足なので、求人サイトやフリーペーパーやハローワークなどあちらこちらに求人が転がっているので仕事は探しやすいと思います。
当然ながら、販売店の周辺のエリアで配達することになるので、出来るだけ自宅の近所の販売店で働くようにしましょう。
新聞配達員の給料
新聞配達員の給料はアルバイト(正社員)で働く場合と業務委託で働く場合で違いがあります。
アルバイトの場合
アルバイトの場合は、時給制、もしくは日給制で働くことになります。
勤務する販売店や条件にもよりますが、目安としては時給1,000円~1,500円程で月収に換算すれば
- 【朝刊のみ】月収9~10万円程
- 【夕刊のみ】月収5~6万円程
- 【両方】月収14~16万円程
になります。
業務委託の場合
業務委託の場合は、1部○○円という風に完全歩合制になるので、担当するエリアの部数によって収入は大きく異なります。
ですので、朝刊が300部で夕刊が200部で1部12円であれば、日給6,000円になります。
正社員
正社員の場合は月収制になり、初任給で22~25万円程になります。
基本給にプラスされて実績に応じて営業手当などの歩合給が加算されることもあるので、一般的な会社員に比べると給料水準は高いです。
但し、昇給のスピードが遅いので平均年収で言えば350~450万円程とごくごく平凡です。
新聞配達員のQ&A
毎日出勤しなきゃいけないの?
朝刊は月に1回、夕刊は日・祝・正月は休刊日になりますが、朝刊と夕刊のどちらも休刊日になるのは1月2日しかありません。
「んじゃー、年に1回しか休みが無いの??」って思われるかもしれませんが、労働基準法では最低でも週に1日は休日を与えなければいけませんので、毎日出勤しなければいけないということはありません。
ただ、業務委託での契約の場合は労働基準法が適用されないのでどうなるんでしょうね・・・
住み込みで働くこともできるの?
販売店によっては寮を完備していることもあるので、面接時に希望を出せば寮に住むことも可能です。
新聞奨学生って何?
新聞奨学生とは、新聞社が提供している奨学金制度になります。
大学生や専門学生が学費の一部、もしくは全額を負担してもらう代わりに、新聞社指定の販売店で、他のアルバイトと同じように新聞配達員の仕事を行います。
希望であれば住み込みで働くことができるし、食事補助もしてくれ、アルバイト並みの給料も支給されるので、学費や生活費を工面することが困難な人でも経済的に安心です。
ただ、奨学金を肩代わりしてもらっているという背景があり、アルバイトの様に気軽に退職することが出来ないので、辞めないことを分かっているのか、かなり過酷な労働を強いられることもあります。
アルバイトと同様に週休1~2日が基本ですが、朝刊と夕刊のどちらも担当するとなると、学業との両立はかなり厳しいです。ですので、新聞社の奨学金制度を利用する際は、「遊び」を放棄するぐらいの覚悟で挑む必要があります。
仕事の口コミを掲載!
以前、北海道に住んでいた時に新聞配達のアルバイトをしたことがあります。70件くらいだからと言われ、簡単に考えて引き受けてしまいました。
ところが…わたしが住んでいた地域は田舎だったので家と家がとても離れていて70件だけといってもかなり広い区域でした。さらに自転車でおこないました。重い新聞を自転車のカゴに載せ、舗装されていない砂利道を走るのは本当に大変で体力を使います。
時にはカゴの重さでバランスを崩し転んでしまって、新聞が道に散らばってしまうこともありました。数か月は何とか続けましたが、やはり自分の限界を感じ他の仕事に変えました。