タイムキーパーの仕事 – テレビ番組で時間を管理するプロ

テレビ・芸能系の仕事
仕事名 タイムキーパー
人気収入
敷居低さ将来性
仕事内容テレビ番組の撮影で時間を測り管理する仕事
なり方テレビ番組の制作会社に就職する
働き方正社員、契約社員 、フリー
収入初任給は18万円程
向く人女性、細やかな人、伝えるのが得意な人、業界に興味がある人
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仕事探し
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タイムキーパーの仕事内容

生放送や収録番組などで、ストップウォッチで決められた時間で番組を収められるように、時間を管理したり、VTRやスーパー出したりするのがタイムキーパーの仕事です。現場では「TK」と呼ばれることもあります。

番組が始まる前に進行の打ち合わせを徹底的に行いますが、特に生放送では時間がおしてしまったり逆に余ってしまったりなど、多少なりとも必ず時間のズレが生じるので、キャスターやアナウンサーなどに対して、時間を引き延ばしたり省略させたりなどの支持を出すのもタイムキーパーの役目です。

特にCMがある民放の生放送では、時間の管理が非常に重要で、少しでも時間が狂えば放送事故になり、それが原因で視聴者が離れてしまうかもしれません。

私たち番組を見る側からすれば、タイムキーパーの仕事ぶり見ることが無い・・・というかタイムキーパーの存在自体を知らない人が大半でしょうが、番組を円滑に進行していくには欠かせない存在なのです。

タイムキーパーになるには

テレビ局からタイムキーパーを募集することはまず無いので、制作会社に就職してタイムキーパーを目指すのが一般的です。

テレビ業界全体に言えることですが、タイムキーパーの地味とは言え人気のある仕事になり、その割には求人が少ないので自ずと求人倍率はアップします。

タイムキーパーを育成する学校(タイムキーパースクール)があるので、学校で専門的な知識やスキルを身に付けてから就職活動すれば少しは有利になるかもしれません。

タイムキーパースクールの特徴

タイムキーパー学校

タイムキーパースクールでは2ヵ月間通う「ベーシックコース(料金:226,800円)」と、ベーシックコース終了後更に4ヵ月間通う「スペシャリストコース(料金:334,800円)」があり、18歳以上であれば受講資格を得ることが出来ます。

実際のテレビ制作現場での課外授業が出来るのが大きな強みの様です。

正直、タイムキーパースクールと制作会社がどれぐらいの繋がりがありコネがあるのかは知らないので、就活でどの程度有利になるのかは未知数です。

ただ、タイムキーパーに必要な基本的な知識やスキルは身に付けることは出来るので、本気でタイムキーパーを目指したいのであれば、夜コースもあるので、大学に通いながらスクールに通うことをお勧めします。

タイムキーパーの給料

タイムキーパーの初任給は18万円程と言われています。テレビ業界の中では、収入はやや低めです。

経験を積んでフリーになることが出来れば大幅に収入をアップさせることも可能です。

タイムキーパーのQ&A

なぜ女性ばかりなの?

タイムキーパーの仕事は周りの状況を判断してきめ細やかな仕事を求められるので、大雑把な男性より女性の方が向いていると言えます。

ただ、重い機材を持って走り回ることもあるので、何で男性のタイムキーパーがほとんどいないのかは正直謎です・・・業界の暗黙のルールみたいなものがあるのかもしれません。

ただでさえなることが難しいタイムキーパーなので、男性だと更に敷居は高くなります。(そもそも男性のタイムキーパーっているのかな・・・)

どんな人が向いている?

タイムキーパーは、番組のキャスターやディレクター、カメラマンや音声さんなど番組制作に携わる様々な人に対して、それぞれの仕事が円滑に進められるように進行状況を的確に伝える必要があるので、人に何かを伝える能力に長けている人には向いています。

また生放送では、緊急速報など突発的なことが起こりやすく、臨機応変な対応が求められるので、何事にも動じずに瞬時に判断できる能力を持っている人にも向いている職業と言えます。

将来性はある?

予算の少ない番組ではADがタイムキーパーの代役を務めることもあり、近年ではパソコンオンライン編集で時間を管理するテレビ番組も増えているので、今のご時世、タイムキーパーだけで生活するのは難しくなっているように思います。

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