表具師の仕事 – 掛け軸、屏風等の作成・修復から和室の壁装まで

職人系の仕事
仕事名表具師
人気
収入
敷居低さ
将来性
仕事内容紙・布・糊(のり)を使って掛け軸や屏風などを作る職人
働き方正社員、フリー
収入初任給で17万円~19万円ほど
向く人手先の器用な人
評判0件(口コミ投稿
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表具師とは

表具師とは、紙・布・糊(のり)を使って掛け軸や屏風などを作ったり修理する職人のことを言います。

皆さんのお宅にも掛け軸や屏風、額がありませんか?例えば掛け軸は、周囲が布や紙で装飾されていると思います。掛け軸は絵や書が主となりますが、それをそのまま掛けても映えません。

表具師がその周りを古来からの方法で装飾する事で、より美しくなります。これを「表装」と言います。

表具師の仕事は芸術品を扱う仕事です。一方古くなって表装が剥がれたような作品の修復も表具師にとって大事な仕事です。

表具師の仕事内容

表具師の仕事は以下の3つに分かれます。

  1. 依頼人の持ってきた書や日本画を掛け軸や額、屏風等に仕上げる
  2. 傷んだ掛け軸、額、屏風を修復して新たに鑑賞したり保存出来るようにする
  3. 襖、障子、和室(茶室)の壁装

の3つに大きく分かれます。

表具の方法には数多くの行程があり、完成するまでに1か月以上掛かる事や1年以上掛かる場合もあります。表具は、まず絵や書そのものをよく鑑賞し、どのような表装にするかを経験から考えます。

それが決まったら、使う裂地(きれじ)と呼ばれる特殊な紋織物の組み合わせを決めます。

次に、裂地を裁断した後濡らし、裂地が湿度に依って伸縮するのを予め防ぎます。絵や書が書かれた和紙と裂地は伸縮率が違うので、更に糊で別の和紙とくっつけて馴染ませておきます。

それから、依頼された作品の形を整え、裂地と継ぎ合わせます。左右の端の「耳」と呼ばれる部分は折ります。仕上げは掛け軸を巻く時の芯になる「軸」や閉じ紐等を取りつけて完成です。

表具はあくまで作品を引き立てる脇役です。如何にその作品を美しく見せられるかを一番に考えなければなりません。そういった意味で、美的感覚も優れていなくてはなりません。

表具師になるには

表具師になるのに特別な資格は必要ありません。表具屋さんに弟子入り(就職)して修行を積むと言う形になります。

その際、1級表装技能士がいて、更に店主が職業訓練指導員の免許を持っていればベストです。

又、全国表具経師内装組合連合会の下部組織である、各都道府県の表具組合に属しているお店が良いでしょう。表具屋と看板を出していても、中には障子や襖の貼り替えが主な仕事であるお店もあるので、上記のようなお店を探しましょう。

実務を3年経ると技能検定試験を受ける事が出来ます。3年で2級が、2級を取得後5年で1級の受験が可能です。直接1級を受けるには、12年の実務経験を積む必要があります。

同じ表具師でも、京都は他府県とは制度が違いますので、別途調べてみて下さい。

表具師の仕事の探し方

掛け軸などを製造する会社に就職するのが一般的です。

中途採用の場合、こういった求人は求人サイトに求人を載せていることは少ないので、まずはハローワークに行って求人を募集していないか探してみましょう。

表具師の給料

初任給で17万円~19万円ほどになります。

職人系の仕事全般に言えることですが、就職してすぐに高収入を得ることができる仕事ではありません。

まずは下積みをしっかり経験して技術を磨き、できる仕事の範囲が増えてくれば自ずと収入は増えていきます。逆に会社員の様に年功序列で収入がどんどんアップしていくことは稀なので、高収入を得るためにはとにかく技術を磨くことが必要です。

表具師のQ&A

どれぐらいの表具師が活躍しているの?

表具師の数は発表されていないので不明ですが、表具師を含む建具製造業に従事している人は14,000人ほどいると言われています。

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