仕事名 | 神社の巫女 | ||
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人気 | 収入 | ||
敷居低さ | 将来性 | ||
仕事内容 | 神社で神に仕える仕事 | ||
なり方 | 神社に就職する | ||
働き方 | 短期バイト、正社員 | ||
収入 | 1勤務8,000~1万円程 | ||
向く人 | 女性(限定)、清楚な人、愛想の良い人、お正月に暇な人 | ||
評判 | 3件(口コミ投稿) | ||
仕事探し |
巫女の仕事内容
神社で神職の補佐をするのが巫女の職務になりますが、お正月のみの助務(アルバイト)として働く場合と、正社員として通年を通して働くのでは、仕事内容は若干異なります。
巫女は神社の中で朱色の袴を履き、髪を1本にまとめて後ろに垂らし、社務所でご祈祷の受付をしたり、神楽を奉仕するといった仕事をしています。
古代には神道に於いて祈祷をしたり、神を下ろして神託を伝えたりするのが主な役目でした。それが明治時代頃からは、現在の様に神職の補佐としての仕事をするようになりました。
巫女は神社に付き物ですが、現在は一部の神社で神楽を舞う以外は、神職の補佐や初詣の人達にお神酒を注いだり、社務所で受付業務、授与所でお守りを売ったりしています。又、神社の掃除もします。
小さな神社では巫女を置かない所もあり、巫女がいても、殆どは神職の娘や近親者です。
年末年始の繁忙期にはバイトの巫女さんを募集しますが、それでも“つて”を頼っての募集が多いので、一般募集とは異なります。しかし、年始の間、白衣と袴の上にコートなどは着られませんので、寒さに慣れていないと辛い仕事です。
又、お守りやお札を購入する参拝者に対して素早く暗算し、お釣りも間違ってはなりません。神社なので、お札やお守りを渡す時も「〇〇円お納め下さい」という言い方をします。
更に、巫女という職業上染髪、マニキュア、ピアス等は出来ません。最近年始だけのバイトの巫女には明るい茶髪がいて驚く事がありますが、短期間の事だからと神社側が認めているのでしょう。
巫女は20代で定年を迎えます。その後は神社で事務作業を行う事になります。
巫女になるには
巫女になる為の特別な資格は一切必要ありませんが、巫女の特性上、基本的に18歳~25歳ぐらいまでの未婚女性しか巫女としての業務を行うことができません。
正社員として働く場合は、基本的に高校卒業と同時に神社に就職して、20代後半には退職するのが一般的です。かなり特殊な仕事になり、パソコンのスキルなど一般的なスキルを身に付けることが難しいので、再就職する際に苦労する人が多いです。
巫女の仕事は、お正月に学生がアルバイトとしてする仕事になるので、正社員として働くことはあまりお勧めしていません。(個人的な見解です)
また、巫女は心身ともに清楚でなければいけませんので、身だしなみは非常に厳しいです。
茶髪は勿論禁止だし、ピアスやネックレスを付けて仕事をすることはご法度なので、お洒落な若者には窮屈に感じるかもしれませんね・・・
巫女の仕事の探し方
巫女の仕事は、基本的に繁忙期であるお正月に大量募集されますが、求人誌などに大々的に求人を載せいている神社はそれほど多くないので、働きたい神社が決まっているのであれば、その神社に直接問い合わせてみるのも一つの手です。
どこの神社も繁忙期に大量の巫女を募集するので、条件面で折り合いがつけば即採用されることもあるので、巫女の仕事をしようと思いったのであれば出来るだけ早く応募した方が良いです。
正社員に関しては、巫女の募集の大半は、お正月のみの短期バイトになるので、正社員として働くことはなかなか難しいです。
求人サイトなどに正社員の求人を載せていることはほぼ無いので、学校を通じて巫女の求人が無いのかを問い合わせてもらいましょう。
巫女の給料
神社により収入は異なりますが、お正月の短期バイトであれば、日給7,000~1万円程が相場になります。
初詣に行ったことがある方なら分かると思いますが、どの神社もお正月は多くの人で賑わい、特におみくじ・お守り売り場ではひっきりなしにお客さんが長蛇の列で買い求めており、巫女の仕事は決して楽ではないのにも関わらず、決して収入は高くありません。
ただ、巫女の仕事は「奉仕」という概念があるので、お金儲けの為に巫女として働くのは少々お門違いですがね・・・
お正月はどこの会社も人手不足になり、高収入のアルバイトはその辺に転がっているので、多くの収入を得たいのであれば、他のアルバイトをした方が良いです。
巫女のQ&A
巫女の仕事の楽しみは?
お正月であれば多くの参拝者が訪れるので、賑やかな雰囲気の中で働くことに喜びを感じる人であれば楽しく仕事をすることができます。
また、巫女の格好をする為に巫女のバイトをする若い女性もいます。
仕事の口コミを掲載!
学生時代、お正月に地元で一番大きな神社で巫女のバイトをしていました。私の仕事の内容は、参拝者の方にお守りや破魔矢を授与したりお神酒を配るものでした。1月の外は極寒ですが、着物に袴なので上着を着るわけにもいかず、着ぶくれない程度に下に着こんで仕事をしていました。
足袋は寒いし、袴はスカート状ですがお手洗いに行くたびに着崩れないように気を使います。お守りの種類は非常に多いし、一度に大量に買っていく方もいたので間違えないようにするのに一生懸命でした。それでも、新しい年を良いものにしようとお参りに来る人たちの顔は明るくて見ていて楽しかったので、良い経験でした。
大学時代にお守り売り場で巫女のアルバイトをしたことがありますが、はっきり言って激務なので、巫女のバイトをするのはお勧めしません。お正月は家でお餅を食べながらコタツでゆっくりするのが一番です(笑)
高校生のとき、近所の神社で大みそかの夜から元旦にかけて、みこさんとしてお守りを売ったり、おみくじを売ったりするアルバイトをしました。初めてのアルバイトだったので非常に緊張しましたが、働いてお金をもらうという経験は貴重なものでした。
大みそかの寒い中、薄着で深夜まで働くことになるので、この仕事をする人は女性であっても体力がある人が向いていると思います。また、大みそかから元旦という一年に一度しかない貴重な時にやってくるお客さんの対応なので、失敗は許されないため責任感が強いことはこの仕事の必須条件だとも感じました。