自動車整備士の仕事 – 車検が多い時期は残業必須!

製造・機械技術系の仕事
仕事名自動車整備士
人気収入
敷居低さ将来性
仕事内容自動車の点検・整備をする仕事
働き方正社員、契約社員
収入平均年収は約420万円
向く人自動車や機械が好きな人、手先の器用な人
評判0件(口コミ投稿
仕事探し
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自動車整備士の仕事内容

車を運転する人なら、度々自動車整備士のお世話になっている事でしょう。

何より「車検」は受けなければならないものですから、定期的に自動車整備士に車の調子を整えてもらっている訳です。

自動車整備士は文字通り、車を整備するのが仕事です。1級~3級までの国家資格を有し、更に整備工場には最低1名置かなくてはならない「自動車整備主任者」にまでなることが出来ます。

自動車整備士は、自動車を定期的に点検して事故を防いだり、故障した車の箇所を修理するのが仕事です。近年はガソリン車だけでなく、ハイブリッド車、電気自動車、水素自動車等、車のタイプも進化していますから、専門知識をどんどん身に着ける必要があります。

自動車整備士の仕事は3つに分けられます。

  1. 点検整備
  2. 分解整備
  3. 板金塗装

1.点検整備

車検や定期点検を行います。これは法律で決められている点検なので、自動車の持ち主は必ず整備工場で受けなければなりません。

自動車整備士は、ハンドルの操作具合、ブレーキの効き具合、ブレーキドラムの摩耗・劣化の点検を始め、サスペンションのがたやシャフトの歪み、ファンベルトの損傷といった細かい点まで細心の注意と技術で多項目に亘って点検・修理、或いは交換をします。

2.分解整備

これは所謂「オーバーホール」に当たります。

エンジンやミッション等自動車の中でも特に重要な部品を車から外して分解し、故障していないかを点検します。この分解整備は非常に高度な技術を必要とする為、国の認可を受けた「認証工場」若しくは「指定工場」でのみ扱います。

3.板金塗装

板金は、車体の傷やへこみを直す事です。自動車の車体のパネルを叩いたり、引っ張ったり、それでもダメなら交換、修理する仕事です。

塗装は板金終了後に車体に塗装を施します。

自動車整備士になるには

自動車整備士は国の資格が必要となります。自動車関係の専門学校や職業訓練校を卒業すると、実務経験が無くとも3級が受験可能となります。そういう学校を出ていない場合は、まずは整備工場に就職して実務を重ねる事で、3級の試験から受ける事が出来るようになります。

因みに3級の合格率は56%、2級は85%、1級になると31.6%となっているので経験を積んで頑張りましょう。

自動車整備士の活躍の場

自動車整備士の就職先として最も花形が、トヨタやホンダなど自動車ディーラーです。

その他にも、自動車整備工場やオートバックスに代表される自動車パーツ販売店、建設機械メーカーなど活躍できる場は多いです。

自動車整備士の仕事の探し方

中途採用の場合、「リクナビネクスト」などの求人サイトで探すのが一般的です。

ちなみにリクナビネクストで205件の自動車整備士の求人がヒットしましたので需要としてはかなりあると言えるでしょう。

オートバックスなどのパーツ販売店で働きたい場合は、店舗に直接問い合わせてみても良いでしょう。

自動車整備士の給料

賃金構造基本統計調査(平成28年)によると、自動車整備士の平均年収は約420万円になります。

会社員の平均年収が480万円ほどと言われているので、平均よりも低い水準です。

また働く場所により大きく変わり、自動車ディーラーに就職すると、某自動車メーカーであれば初年度の年収450万円、入社6年目で510万円支給されるので、決して低収入ではありません。

逆に小さな自動車整備工場に就職すると、初年度の年収で250万円、入社6年目でも400万円ほどしか支給されません。

勿論、企業や能力によって幅はありますが、自動車整備士で高収入を得たいのであれば、新卒で自動車メーカーに就職することを真っ先に考えて下さい。

自動車整備士のQ&A

自動車整備士の仕事って残業が多いって聞くけど?

自動車整備士の口コミを見ていると「激務」というワードが飛び交っていますが、実際の所どうなんでしょう。

賃金構造基本統計調査(平成28年)によると、自動車整備士の平均残業時間は1か月で約20時間です。時間だけ見ると他の職種と大して大差はありませんが、車検が多い3月と4月は忙しくなり残業時間も多くなります。

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