仕事名 | 生産技術 | ||
---|---|---|---|
人気 | 収入 | ||
敷居低さ | 将来性 | ||
仕事内容 | 製品の品質やコストを管理する仕事 | ||
なり方 | 製造会社に就職する | ||
働き方 | 正社員 | ||
収入 | 平均年収は430万円 | ||
向く人 | 計画実行力のある人、リーダー素質のある人 | ||
評判 | 1件(口コミ投稿) | ||
仕事探し |
生産技術とは
生産技術とは、大きなくくりでは製造業になりますが、その中でも主に製品の品質やコストを管理する仕事です。
生産技術の仕事内容
生産技術の仕事内容についてですが、一言で言うなら工場運営の鍵を握る非常に重要な仕事です。
だからこそ、ハードではあります。
しかし、工場経営者の社長や役員には生産技術出身の技術者が多い事実からも分かるように、そのハードな業務内容に耐えきれれば、将来十分なポジションが約束される職種でもあります。
ではその具体的な仕事内容について見ていきましょう。
まず、生産技術の仕事を大きくカテゴリー別に分けると、機械設計、制御設計、治具設計、設備設計、工場内レイアウト変更、作業安全管理、作業効率化、改善活動運営、投融資計画作成、中長期経営計画作成と非常に多岐に渡ります。
設計だけ知っていればいいだけではなく、かと言って現場だけ知っていればいいわけでもない。
設計部門と製造現場を繋ぐ役割があると言えるでしょう。だからこそ見えてくる工場運営があります。
設計上流から製造行程までトータルで見下ろすことができる知識と経験が必要になります。ものづくりの各行程における原価意識をここまで幅広く把握できる職種は生産技術以外に無いと言っても過言ではありません。
したがって、生産技術を5年も経験すれば、今の会社の良し悪しは見えてきますし、ここをこう改善すればこれだけの利益が見込めるというところまで見えてきます。
そこまで見えてくるからこそ、何をどのタイミングでどの様に投資したら活きてくるのかが分かるのです。
生産技術は基本的に休みがなく、と言うより休みで工場のラインが止まっている時に仕事が集中するので、体力気力のいる大変な仕事ではあります。
しかし、そこを乗り越えれば最終的には中長期経営計画案を意見できるくらいのポジションに着くことができる仕事です。
もちろん、裁量権は社長や役員に次ぐと言っても過言では無い、そういう仕事です。
生産技術の仕事をするには
生産技術の仕事をする為の資格や免許は必要ありませんが、最低でも高卒以上、出来れば大学の理系学科を卒業していることが望ましいです。
転職組の場合は、機械設計やもの作りの実務経験がなければ厳しい面があります。
生産技術の仕事の探し方
生産技術の求人は基本的に正社員になるので、バイト求人が主なフリーペーパーに求人が載っていることはあまりありません。
大手企業であればリクナビネクストなどの求人サイトに掲載されていますし、ハローワークにも求人があるので確認して下さい。
生産技術の給料
転職サイトのDODAによると、生産技術の平均年収は430万円となっています。(2010~2011年)
サラリーマンの平均年収が420万円なのでほぼ一般的ですが、DODAの調査対象にある企業は比較的大手の企業がメインになるので、地域に密着した中小企業を合わせた平均年収で見るともっと低くなると思われます。
ちなみに、年齢別に見ると、25~29歳で年収388万円、30~34歳で年収436万円、35~39歳で年収510万円になります。
生産技術の仕事は、スキルや経験を積むごとで収入は上がりやすいので、30代でも年収700万円以上稼ぐことも可能です。
生産技術のQ&A
仕事が激務って聞くけど?
生産技術は休みが少なく、他の部署に比べて労働時間が長くなる傾向にあるので体力面でキツイです。
また、設計と製造、企業と顧客、それぞれで板挟みになることがあるので、精神的にもキツイです。
仕事の口コミを掲載!
残業5時間超えは普通、36協定に引っかからないようにするのが大変なほど
どれだけ頑張っても設計と給料が一緒にもかかわらず設計の方が出世があきらかに早い
ちなみに給料が高くでるのは残業時間が多いから私の7月の残業時間は59時間です