仕事名 | 品質管理 | ||
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人気 | 収入 | ||
敷居低さ | 将来性 | ||
仕事内容 | 製品の品質を管理する仕事 | ||
なり方 | 特になし | ||
働き方 | 正社員 | ||
収入 | 平均年収は480万円程 | ||
向く人 | 細かい人、妥協しない人 | ||
評判 | 0件(口コミ投稿) | ||
仕事探し |
品質管理の仕事内容
定められた規格や機能、性能をキチンと満たしているのかを検査するのが品質管理の仕事です。
製造業に於ける品質管理の業務内容は非常に幅広く、1つの製品の開発段階から、量産に至り市場に出回るようになるまで、品質に関わること全てに関与すると言って過言ではないと思います。
1つの完成品が生産されるには、その構成部品が多々あります。
品質管理とは、完成品の出来映えのみ管理するものではなく、構成部品1点1点の管理から始まります。完成品の出来映えには、構成部品の出来映えが非常に影響する為です。
工程の源流から品質を抑えていくのです。
品質管理の中では、部品管理・変化点管理が日常的に行われます。
部品管理とは、言葉の通り構成部品1点1点の品質を管理するもので、毎日の様に入荷してくる購入部品や社内生産品について、寸法測定や目視検査によって確認します。
大量生産の場に於いては、全数確認することは困難となる故、多くの場合は抜き取りでの受入検査が採用されています。
抜き取りでの受入検査で合格となることで、納入されたロットを合格と見なすのです。
変化点管理とは、他に初物管理と呼ぶケースもあります。
設備・材料・方法・人が変わるような変化が生じた場合に、品質は良くも悪くも変わる可能性が高くなることから、それぞれに変化が生じた時点で品質を念入りに確認することで、不具合が生じることを未然に防止するのです。
また、変化点を記録することで、後々不具合が発生した場合の対象範囲の特定にも繋がります。
製造業に於いて、製品の品質は企業の生命線であるが故、品質管理は非常に重要な位置付けになります。
品質管理の仕事をするには
品質管理の仕事をするための資格は必要ありませんが、品質管理の仕事は製造過程の中でもかなり重要なポジションになるので、未経験で入社していきなり品質管理の仕事に携わることは難しいです。
ですので、まずは製造で組立や加工などの現場経験を積んでから、ステップアップ先として品質管理の仕事へ配属されることが多いです。
品質管理の仕事の探し方
大企業だと品質管理としての仕事の募集をしていることが多いですが、中小企業だと品質管理も含めて「製造」と一くくりにして募集していることが多いです。
品質管理は製品の最終判断をする重要なポジションになるので、アルバイトやパートで募集していることは少なく、ほとんどの求人が正社員になります。
仕事の探し方としては、地元の中小企業であればハローワーク、比較的大手の企業で働きたい場合は新卒であればリクナビ、中途採用であればリクナビネクストなどの求人サイトを利用すると良いでしょう。
ある程度、経験がある方であればリクルートエージェントやDODAなどの転職エージェントを利用すれば、高収入の求人を紹介してもらうことも可能です。
品質管理の給料
品質管理の平均年収は480万円程と言われていますが、働く企業によって大きく異なるので、品質管理としての給料を知ることは難しいです。
サラリーマンの平均年収が420万円程になるので、平均より高くなります。
品質管理のQ&A
未経験でも働ける?
未経験でも働くことは可能ですが、製品の最終判断をする重要なポジションになるので、製造現場やエンジニアとしての経験が無ければ難しいです。
どういう性格の人が向いている?
品質を管理・チェックする仕事になるので、細かな作業を好む方に向いています。
また、設計や製造など他部署と関わる機会が多いので、コミュニケーション能力に長けている方でないと難しいです。