溶接工の仕事 – 溶接ロボットという強敵が需要を減少させる!?

製造・機械技術系の仕事
仕事名溶接工
人気収入
敷居低さ将来性
仕事内容アークを発生させて金属材料を接合させる仕事
なり方アーク溶接特別教育の講習を受ける(アーク溶接の場合)
働き方正社員、アルバイト、フリー
収入正社員の年収で400~450万円程
向く人もの作りが好きな人、機械が好きな人
評判1件口コミ投稿
仕事探し
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溶接工の仕事内容

製造工場などで、電極棒などを利用してアークを発生させ、金属と金属を結合させ骨組みを作る仕事です。

鉄骨を組む建築現場や、水道管やガス管を扱っている会社、造船所や工場関係全般が仕事場になります。

溶接の種類

  • アーク溶接(TIG溶接)
  • ガス溶接
  • 電子ビーム溶接
  • プラズマフレーズ溶接
  • レーザー溶接
  • スポット溶接
  • シーム溶接
  • 半自動溶接

など・・・

溶接工になるには

溶接は危険な業務が伴いますので、労働技能講習協会が実施している講習を受講する必要があります。アーク溶接は「アーク溶接特別教育」、ガス溶接は「ガス溶接技能講習」になります。

溶接工の仕事の探し方

正社員であれば、リクナビネクストなどの求人サイトにも求人は掲載されていますが、製造業に関しては大手の求人が中心になるので、地元の中小企業の求人が多数掲載されているハローワークを利用して求人を探すのが最も手っ取り早いです。

溶接工の給料

溶接工の年収を出すことは難しいですが、一般的な製造業の収入と対して差は無いと考えられるので、正社員の場合で平均年収400~450万円程になると思います。

初任給だと、ハローワークの求人で月収17~22万円程、求人サイトだと月収20~25万円ぐらいが相場です。

収入に差があるのは、ハローワークだと中小企業がメインになりますが、求人サイトに掲載している会社は比較的大きな会社が多いので、収入の差が出ています。

アルバイトの場合だと日給8,000円~12,000円程。時給では無く日給で計算している会社が多いです。

溶接工のQ&A

溶接工の需要は今後どうなっていくの?

溶接工の敵になりつつある自動溶接ロボット。

確かに、自動溶接ロボットを使った方が正確に出来るしスピードも早いので大量生産には向いています。

大量に溶接工を雇い入れるよりも、ロボットを導入した方が将来的なコストの面で考えると有利になりますからね。

ただ、一品物だとロボットを使うより手作業で溶接する方が効率的だし、いくら技術が発展したと言え、複雑な溶接だとやはり溶接工の力を使わなければ難しい面があるので、今すぐ全ての溶接作業が自動化されることはまず有り得ません。

何より、初期費用が莫大にかかるので、資金力のある大企業ならまだしも、中小企業では資金面でまだまだ難しいので、今後もしばらくは溶接工が第一線で活躍できる環境にあると思います。

仕事の口コミを掲載!

自動溶接

昨年、溶接工場に派遣されて働いていた。溶接工場と言っても、溶接をするのは機械である。人間が部品をセットして、機械のスイッチを押すと機械が溶接をする。
自動車メーカーの下請けの工場で、自動車部品を作るのであるが、出来上がり品の最終形態の重量が重い。部品をどんどん溶接して繋いでいくうちに、どんどん大きくなっていく。最終的には20㎏くらいになるのだが、それを運ぶのは手作業である。自動車工場系であるから、工場での作業スピードは速くきつい。
最悪なのは夏場である。工場は、体育館のようなところに何百台もの溶接機械が置いてある。仕事が始まり、全機械が稼働し溶接が始まると、全機械が鉄を溶かすほどの熱を発し、まさに灼熱地獄のようであった。

★★☆☆☆2 かなみつ 40代男性正社員 2016年3月2日
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