仕事名 | 通訳案内士 | ||
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人気 | 収入 | ||
敷居低さ | 将来性 | ||
仕事内容 | 日本の観光地に来た外国人のガイドをすることが主な仕事 | ||
なり方 | 通訳案内士の国家資格を取得後、各度道府県に通訳案内士の届出をする | ||
働き方 | フリーランス、アルバイト | ||
収入 | 日給1.5~2万円程度 | ||
向く人 | |||
評判 | 0件(口コミ投稿) | ||
仕事探し | 英語好き、人と話すのが好き |
通訳案内士とは
通訳案内士とは、外国人に付き添って外国語を用いて旅行に関する案内をすることで報酬を得る職業のことです。要は外国人相手にツアーガイドをする仕事です。
通訳案内士の仕事内容
日本にツアー旅行に来た外国人のガイドをすることが主な仕事内容です。
回る場所は決まっているので、事前にその場所の観光地の情報を頭に叩き入れておき、何を聞かれてもすぐに答えれる様に準備しておくことが大事です。
通訳案内士になるには
通訳案内士になるには、「独立行政法人 国際観光振興機構」が実施している国家試験に合格して、各都道府県に通訳案内士の届出をしなければいけません。
試験情報は姉妹サイトの「資格の門(通訳案内士」を参照して下さい。
通訳案内士の仕事の探し方
通訳案内士の資格を取ったからと言ってすぐに仕事が出来るとは限りません。
一般的に求人サイトなどで仕事を見つけるのは困難なので、まずは「日本観光通訳協会」や「全日本通訳案内士連盟」などの団体に所属してそこから通訳ガイドとしての仕事を請け負うのが一番手っ取り早いと思います。
正社員として勤務することは難しく、多くの方が派遣社員やフリーランスとして働いているので安定職とは言えません。本業を持ちつつ、土日だけアルバイト感覚で働いたり、主婦が子育ての合間の短時間だけ働く人が多いです。
正社員として勤務するなら旅行会社や代理店に就職するのもアリですが、通訳案内士の仕事ができる補償は無いのでリスクは高いです。
通訳案内士の給料
観光庁が発表しているデータによると、通訳案内士の約半数は年収200万円以下です。年収400万円以上稼いでいる人も4%程しかいないので、かなり厳しい業界だと言えるでしょう。
フリーランスとして働く場合、1日みっちりガイドをして15,000円~20,000円ぐらいが相場です。通訳ガイドとしての経験を積めば収入は上がりやすいです。
2020年に東京五輪が行われるので、今後需要が急増する可能性はあります。
通訳案内士のQ&A
資格の勉強はどの様に進めれば良いの?
姉妹サイトの「資格勉強の広場(通訳案内士)」をご覧ください。
通訳者との違いは?
通訳者はあくまで相手の言葉をそのまま訳して伝えることを目的としていますが、通訳案内士は受けた言葉に対して自分の言葉で言わなければいけない点が異なります。
必要なスキルは?
外国語のスキルは当然必要ですが、通訳というのはあくまでコミュニケーションにおけるツールの一つでしかないので、それだけではまともに仕事をすることができません。
通訳案内士の仕事はあくまで旅行者を「案内」することなので、その場所の歴史や文化や伝統をきちんと把握しておく必要があります。通訳案内士の試験の中でもこういったスキルを問う問題があるぐらいなので、必要不可欠なのは言うまでもありませんね。
また、旅行代理店などに勤務する場合は、案内だけでは無くて旅行者の管理や予約状況の確認などの雑用もこなさなければいけないので、最低限のパソコンスキルは必要になります。
ガイドで動き回るので体力も必要です。
どういう性格の人が向いている?
通訳案内士はあくまでも接客業になるので、人と話すことが苦では無い方、コミュニケーション能力の高い方に向いている職業と言えるでしょう。
資格が無いのに通訳案内士の仕事をしたら?
通訳案内士法の規定により、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に課せられることになります。