ケアマネジャーの仕事 – 介護職の中では比較的収入は高い

介護・福祉系の仕事
仕事名ケアマネジャー
人気収入
敷居低さ将来性
仕事内容介護施設などの利用者に対してケアマネジメントをする仕事
なり方公的資格を取得して登録する
働き方正社員、契約社員
収入平均年収は3,722,500円(平成26年度)
向く人世話好きな人、細かい人
評判0件(口コミ投稿
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ケアマネージャーとは

ケアマネージャーとは、介護保険がスタートしたことにより新たに作られた公的資格で、介護施設などの利用者に対してケアマネジメントを行う仕事をする人のことを言います。

正式名称は「介護支援専門員」ですが、一般的にはケアマネと呼ばれることが多いです。

ケアマネジャーの仕事内容

ケアマネジャーの仕事は支援が必要な高齢者の生活を支える仕事となります。

担当するのは要支援、要介護の認定を受けた人なのですが、介護認定を受ける手続きから手伝うこともできます。

担当利用者のケアプランを作成して、それぞれの人の生活に応じて支援が必要な部分を浮き彫りにして、介護サービスにつなげていきます。

介護サービス事業所(訪問介護、通所介護など)とつなぐ仕事をしているのもケアマネジャーです。

利用を始める上での情報提供を行ったり、連絡調整などをして、担当者がスムーズにサービスを利用できるように支援を行っていきます。

また介護保険は更新があるので、期限が切れるまでに更新をするお手伝いを行います。

更新時にはサービス担当者会議を実施して、新たなケアプランの作成をして、それをサービス事業所、本人、ご家族と共有していきます。

月に1度は担当者の自宅を訪問して、現状の生活がどうなっているのか、サービス内容でいきとどいているのかなどのモニタリングを行い、評価していきます。

こういった仕事に加えて、サービスを利用した分の請求管理を行ったりする事務的な仕事もあります。

高齢者本人、ご家族からの相談に応じる窓口になっていますし、その人がうまく生活をしていけるように中心的な役割になって、色々なサービスと連携していきます。

ケアマネジャーの仕事は支援が必要な高齢者にとってはなくてはならないものですし、信頼関係を結べるように働きかけていくことが大事です。”

ケアマネジャーになるには

ケアマネージャーになるには、公的資格を取得する必要があります。

受験資格

5年の実務経験が必要

  1. 特定の資格取得者で福祉系の施設で従事している
  2. 定めのある施設で相談援助業務に従事している
  3. 特定の資格取得者で介護等の業務に従事している

10年の実務経験が必要

  1. 定めのある介護等の業務に従事

どのルートで受験資格を得る場合でも、最低でも5年以上の実務経験が必要になります。(学歴は問われない)

研修を受けて登録する

試験に合格して「介護支援専門員実務研修」を受講して修了すると介護支援専門員として正式にケアマネージャーになることができます。

また、ケアマネージャーの資格は永久資格ではありませんので、5年ごとの更新研修が必要になります。

試験情報は姉妹サイトの「資格の門(ケアマネージャー)」を参照して下さい。

ケアマネジャーの仕事の探し方

介護に特化した求人サイトや転職エージェントを利用して仕事を探すのが一般的です。

ただ、ケアマネージャーは介護職の中でも人気のある仕事になるので、介護福祉士など現場仕事に比べると、仕事探しに苦労する可能性はあります。

ケアマネジャーの給料

賃金構造基本統計調査によると、平成26年度のケアマネージャーの平均年収は3,722,500円になります。

介護福祉職員の平均年収が300万円程になるので、待遇が悪いと言われている介護職の中で考えれば比較的収入は良いです。

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