仕事名 | 手話通訳士 | ||
---|---|---|---|
人気 | 収入 | ||
敷居低さ | 将来性 | ||
仕事内容 | 聴覚障害者に対して手話を通じてコミュニケーションをとる仕事 | ||
なり方 | 手話通訳士試験に合格して手話通訳士として登録する(手話の仕事は誰でもできる) | ||
働き方 | 正社員、フリーランス、アルバイト、ボランティア | ||
収入 | 正社員の初任給で16万円~18万円程 | ||
向く人 | 人の役に立ちたい人 | ||
評判 | 0件(口コミ投稿) | ||
仕事探し |
手話通訳士とは
手話通訳士とは、聴覚障害者と健聴者との間に入り、円滑にコミュニケーションが取れるように手話を用いて手助けする仕事のことです。
もともと手話通訳はボランティア要素が強くて仕事としてなかなか成り立ちませんでしたが、近年ではようやく社会的認知度も広まっていき手話通訳士として活躍している人も増えてきています。
手話通訳士の仕事内容
手話通訳士の仕事内容は、その名の通り、聴覚障害者が他の人とコミュニケーションを取る際に手話を用いて通訳することです。
働く環境は様々ありますが、仕事内容としてはどれも似たようなものです。
手話通訳士になるには
手話通訳の仕事自体は誰でも出来るので、そういった業務をしている職場に就職すればすぐにでも仕事をすることができます。
但し、手話通訳士と名乗って業務を行うには、厚生労働省が認定している手話通訳士試験に合格して手話通訳士として登録する必要があります。
試験情報は姉妹サイトの「資格の門(手話通訳士)」を参照して下さい。
手話通訳士の仕事の探し方
手話通訳士の資格取得者は2015年現在で約3,000人いますが、手話通訳士の仕事のみで生活できている人はほんの一握りで、ほとんどの方が他の業務と兼任しながら手話通訳の仕事をしています。
手話通訳の仕事はそれほど頻繁にある仕事ではないので、福祉施設で職員としてして働きながら、必要に応じて手話通訳の仕事をするのが一般的です。
仕事の探し方としては、福祉施設で職員として働きたいのであれば、ハローワークで仕事を探すほか、目星を付けた福祉施設に直接問い合わせるのも一つの手です。福祉施設は基本的に人手不足なのでもしかしたらすんなり採用してもらえるかもしれません。
後は、ボランティア活動を通じて紹介してもらう道もあります。ボランティアなんて回りくどいと思われるかもしれませんが、そこからチャンスが生まれる可能性は十分あると思います。
手話通訳の仕事しかしたくない!!って方は、そういった業務を取り扱っている派遣会社に登録して、仕事が入ればスポット的に業務を行う働き方もあります。
腕に自信があればフリーランスとして営業をかけて働くことも不可能ではありません。勿論、豊富な実務経験や実績が必要になります。
手話通訳士の給料
福祉施設で勤務する場合、正社員の初任給で16万円~18万円程、嘱託職員だと時給900円~1200円程度が一般的です。
手話通訳士はボランティアとして活動している人も多い職場になるので、収入は期待できません。
役所で働くことができれば、公務員になるので安定した収入を得ることが可能です。
手話通訳士のQ&A
資格の勉強はどの様に進めれば良いの?
基本的に独学での取得は難しく、学校や養成所などで勉強しながら受験される方が多いです。
姉妹サイトの「資格勉強の広場(手話通訳士)」をご覧ください。
どういった職場で働けるの?
障害者施設などの聴力障害者が入居している社会福祉施設で通訳業務を行っている人が多いです。
その他にも、学校や役所、民間企業で活躍している人もいます。
但し、手話通訳の業務はそうそう頻繁に発生する仕事ではありませんので、事務仕事をこなしながらの働き方になるのが普通です。