プログラマーの仕事 – 思っているほど平均年収は高くない

IT系の仕事
仕事名プログラマー
人気収入
敷居低さ将来性
仕事内容ソフトウェアを開発する仕事
なり方ソフトウェア開発会社やコンピューターメーカーに就職する
働き方正社員、アルバイト、派遣社員
収入平均年収は4,255,900円(平成26年)
向く人頭の回転が早い人、パソコンが好きな人、ゲームが得意な人
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プログラミングとは?

プログラミングとは、プログラム言語と呼ばれるツールを用いてコンピューターが処理する情報処理の手順を組んでプログラムを作成することを言います。

実際に作業をする人をプログラマーと呼ばれています。

プログラマーの仕事内容

プログラマーはコンピューターを動作させるためのソフトウェアを開発する仕事です。

プログラマーと一口にいってもソフトウェアを動作させる環境により多種多様のジャンルがあります。

Webアプリ、デスクトップアプリ、スマホアプリ、組み込みなど。また、開発するソフトウェアにも、業務系、ツール系、ゲームなどの数々のジャンルがあります。

ソフトウェアを開発する際、ざっくりと以下の工程があります。

  • 設計
  • 外部設計
  • 内部設計
  • コーディング
  • デバッグ
  • テスト
  • 単体テスト
  • 結合テスト
  • システムテスト

設計は、ソフトウェアにどのような機能を持たせるのか、どのような使用感にするのかといったことを設計する「外部設計」と、それをどのようなデータ構造で、どのような処理で実現するのか、といったことを設計する「内部設計」があります。

コーディングは設計した内容に基づいて、プログラムをコンピュータに入力しソフトウェアを作成します。開発する規模にもよりますが、1か月ぐらいの仕事だと大体1000~2000行ぐらいのボリュームになります。

デバッグはコーディングしたものが意図通り動作するのかをチェックし、問題が見つかった場合は修正する作業です。大体コーディングとデバッグはセットで考えます。

テストは開発したソフトウェアが顧客の要望通り、設計した通りに動作することを確認します。

どのようなテストをするかはプロジェクトにより異なりますが、大体上記のテストを実施します。

設計とテストの時には各種資料を作成する必要があります。さらにプロジェクトによってはソフトウェアの取扱説明書も要求されることがあり、プログラミングスキル以外に多少の文才も求められます。

また、事務所に籠ってソフトウェアの開発だけしていれば良いというわけではなく、顧客との打ち合わせが必ずありますので、多少のコミュニケーション能力も必要です。

プログラマーになるには

プログラマーになる為の学歴や資格は必要ありませんが、C言語など開発に用いる言語に関する専門的な知識が必要になるので、情報処理の専門学校や理工学や文系の短大、大学を卒業しておくことが望ましいです。

情報処理の資格は沢山ありますが、登竜門的な「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」は事前に取得しておくと、就職の際に有利になることがあるのでお勧めです。

応用情報技術者」を取得しておけば即戦力として活躍することも可能ですが、出題範囲が莫大でかなりの難易度なので、ある程度、実務経験を積んでからチャレンジする方が現実的です。

プログラマーの仕事の探し方

中途採用の場合は、とにかく実務経験者が優遇される世界なので、実務未経験の方はまずはアルバイトでも良いので経験を積んでください。

仕事の探し方としては、フリーペーパーや求人サイトに随時掲載されているので確認してみて下さい。

プログラマーの給料

賃金構造基本統計調査によると平成26年のプログラマーの平均年収は4,255,900円です。

サラリーマンの平均年収が420万円程になるので大差ありませんね。

プログラマーと言えば、専門職で高収入を得ているイメージがありますが、小さなベンチャー企業では初任給で月収15万円とかザラなので、決して高収入の仕事ではありません。

ただ、実力主義の世界になるので、経験を積んでスキルアップすればするほど収入は上がりやすいのでやりがいはあります。

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