仕事名 | パティシエ | ||
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人気 | 収入 | ||
敷居低さ | 将来性 | ||
仕事内容 | 洋菓子を製造する仕事 | ||
なり方 | 調理師学校や菓子専門学校を卒業するのが一般的 | ||
働き方 | 正社員、アルバイト、パート | ||
収入 | 平均年収は3,108,000円(パン・洋生菓子製造工) | ||
向く人 | 料理が好きな人 | ||
評判 | 0件(口コミ投稿) | ||
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パティシエとは
もともとは14世紀のフランスで、貴族に対して洋菓子を作る男性の職人のことを指していましたが、現代の日本においてパティシエとは、洋菓子店などでケーキや洋菓子を製造する仕事をしている人の事を指します。
ちなみに女性は「パティシエール」ですが、現在では男女共にパティシエと呼ばれています。
パティシエの仕事内容
近年、パティシエと言うワードが世の中に定着し、女の子が将来なりたい職業の上位にもなっています。
色とりどりのフルーツで飾られたケーキは食べられる宝石の様な輝きを放ち、それを作り出しているのがパティシエです。パティシエには多くの技術が求められます。
まずは仕込みです。
生地を作る際に最も重要な作業があります。それは計量です。
お菓子作りにおいて計量は最も大切とされており、小麦粉を1g変えて計るだけで全くの別な生地になってしまいます。また材料を合わせて生地を作る際にも時間や生地の状態をしっかり見極める事も重要となります。
ミキサーでの混ぜ具合いが足りなかったり混ぜ過ぎてしまうと口あたりや舌触りが悪くなってしまうので、お菓子の基本かつ命とも言えます。
そして次に需要なのは仕上げです。
お客さんが何を判断して購入するのかと言えば、やはり見た目です。
美味しそうに見えたり、美しく見える事でお客さんの購入意欲が増えますので、いかに美味しく美しく仕上げられるかが非常に大事です。
フルーツを盛り付けるバランスや色合いも大切なのですが、職人の腕が試される「絞り」が仕上げのポイントになります。
一般的な絞りの星形や丸型、高度なバラ型まで力加減と一定のリズムが無ければ均一な大きさや形にならないので高い技術が必要になります。
繊細さが最も必要とされるパティシエですが、己の努力次第で世界にも精通できる職人になる事が可能な仕事です。
諦めず自分の技術を磨く事が大切な仕事です。
パティシエになるには
パティシエになる為の学歴は必要ありませんので、洋菓子店などに就職して実務経験を積んで技術を習得しながらパティシエを目指すことも可能です。
ただ、パティシエの知名度が上がり就職倍率が増加していることから、現在では、高校を卒業して、調理師学校や製菓専門学校に通って卒業してからパティシエになるのが一般的です。
資格も必要ありませんが、「製菓衛生師」の資格を取得しておくと就職や転職の際に有利になることもあります。
パティシエの活躍の場
洋菓子店やホテル、レストランなどで活躍できる他、洋菓子メーカーに勤務して商品開発の仕事に従事することも可能です。
パティシエの仕事の探し方
アルバイトであればフリーペーパーや求人サイトに求人を載せていることもありますが、働きたい店舗が決まっているのであれば店舗に直接問い合わせてみても良いでしょう。
正社員の求人はそれほど多くないので、新卒でない方は、まずはアルバイトとして入社してアルバイトから正社員を目指のも一つの手です。
パティシエの給料
「賃金構造基本統計調査」によると、平成26年のパン・洋生菓子製造工の平均年収は3,108,000円です。
正社員の初任給が月給18~20万円程になるので、決して待遇の良い仕事ではありません。
菓子メーカーの工場での商品開発だと、販売店に比べると収入は高めです。
パティシエのQ&A
パティシエってどれぐらいいるの?
パティシエは全国におよそ3万5千人いると言われています。