仕事名 | 牛丼屋 | ||
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人気 | 収入 | ||
敷居低さ | 将来性 | ||
仕事内容 | 松屋・吉野家・すき家などの店員 | ||
なり方 | – | ||
働き方 | アルバイト、正社員 | ||
収入 | 時給850~1,000円程(日勤) | ||
向く人 | 要領よく仕事の出来る人、スキルは無いけど稼ぎたい人、フリーター | ||
評判 | 2件(口コミ投稿) | ||
仕事探し |
牛丼屋の仕事内容
吉野家、松屋、すき家が代表格になる牛丼屋の主な仕事内容は、接客(カウンター業務)と調理場です。
接客(カウンター業務)
接客では、ファミレスの様に席案内をする必要が無いので、お客さんに自由に席についてもらい、水やお茶を提供して注文を聞きます。食券のある店舗であれば食券の片方を切り離して調理場に注文を通します。(もう片方はお客さんに渡す)
お客さんが退店した後は、食器を片付けてテーブルを綺麗にします。
お客さんが少ない時間帯では、水や醤油やドレッシングなどの調味料を補充したり、店内を清掃することも行います。
調理場
調理場では、料理を作りますが、全ての工程がマニュアル化されており自分で考えて調理をする必要もないので、料理をしたことが無い人でも安心です。
有名なチェーン店であれば全ての素材が事前にカットされているので、包丁を使うこともありません。
商品のメインとなる牛丼の具は予め出来上がっているので、ご飯を盛って具をのせれば完成です。
洗い場では、大型の食器洗浄機があるので、汚れのキツイところを軽くスポンジで手洗いして後は機械にお任せします。昔ながらの牛丼屋では全て手洗いなので大変でしたが、今は楽です・・・
大手3社の特徴
吉野家
吉野家では、ランクアップ制度を実施しており、「チャレンジャー」⇒「パートナー」⇒「サポーター」⇒「リーダー」とランクが上がっていくにつれてランク手当として時給が上がっていきます。
個人的な意見ですが、吉野家が一番接客力があると思うので、接客力を磨きたいのであれば吉野家で働くことをお勧めします。
松屋
松屋では食券があるので、お客さんからオーダーを聞く必要がありません。レジ業務もありませんので、他の2社に比べて接客する機会が少ないです。
ただ、ほぼ全ての料理に味噌汁が付いているので、毎回味噌汁を作る手間はあります。
入社初日には約2時間のオリエンテーション後に、
- 接客サービス研修
- 洗浄・補充研修
- 調理研修
- 店舗清掃研修
の4つの項目で丁寧な研修プログラムが組まれているので未経験者でも安心して働くことができます。
また、松屋では「前給制度」を実施しているので、手続きをすることで、給料日前でも働いた分の給料を翌日に受け取ることができます。
60歳以上の高齢者のアルバイトも多く、定年退職後にもう少し働きたい方は松屋がお勧めです。
すき屋
アルバイトが暴走したり(Twitter事件)、ワンオペが問題になったりなど、何かとブラックなイメージのある「すき屋」ですが、仕事内容や過酷さについては、他の牛丼店とさほど変わりはありません。
すき屋では、キャリアアップ制度があり、トレーニング期間中をNF(ニューフェイス)、トレーニングが終了するとCrew(クルー)、アルバイトをまとめるCAP(キャプテン)、全クルーをまとめるCF(チーフ)、店長職のACE(エース)に分かれています。
ただ、店長職でも契約社員になるので、正社員になるにはかなりのハードルがあります。
牛丼屋の仕事の探し方
牛丼屋のアルバイトを探す方法は大きく分けて3つあります。
求人サイトから応募する
ジョブセンスなどのアルバイト求人サイトから応募する方法です。
WEB上で簡単に応募できるのでお勧めです。
会社のHPから直接応募する
吉野家、松屋、すき家であれば会社のHPから直接応募することも可能です。
店舗の求人広告を見て電話で応募する
働きたい店舗が決まっているのであれば、ほとんどの店舗でアルバイト募集の垂れ幕やチラシが貼られているので、電話番号を控えて直接応募して下さい。
牛丼屋のアルバイトは完全な売り手市場になるので、未経験者でも条件面で折り合いが付けばほとんど不採用になることは無いので、仕事に困ることはありません。
牛丼屋の給料
大手チェーン店の時給は最低でも時給850円以上はあるので、待遇が悪いと言われる飲食業の中では時給はかなり高いです。
22時以降でしたら、時給25%アップするので、最低でも時給1,000円は超えてきます。
会社によって待遇面の差はあまりありませんが、勤務地や忙しさ加減で店舗によって時給は変動します。
尚、高校生だと、50円ほど時給が低く設定されているので、高校生の方は気を付けて下さい。
牛丼屋のQ&A
牛丼屋のことをもっと知りたい!
牛丼屋を店員をテーマにしたWEB漫画があるので、気になる方は参考にして下さい。漫画で牛丼屋の仕事について解説しているので楽しく覚えることができます。
牛丼屋の店長とバイトのWeb漫画『牛屋の店長』(当サイトとは一切関係ありません)
夜勤が激務って聞くけど・・・
仕事内容自体は日勤も夜勤もそれほど変わりはありませんが、牛丼屋に限らず夜中に仕事をするとなると体力面でしんどいです。
特に、牛丼屋の夜勤のアルバイトをしている人の多くは、他のアルバイトを掛け持ちしていたり、学生やサラリーマンなど他の正業をもっている人が多いので、余計しんどく感じます。
また、夜中はお客さんが少なくなりますが、従業員の数も減るので基本的に接客と調理場を兼務しなければいけません。
夜中だと従業員1人で対応しなければいけない店舗もあるので、アルバイト1人で店舗全体の管理をするのは激務な上に責任がのしかかるので精神的にも辛いです。(いわゆるワンオペ)
メディアでワンオペの存在を取り出されるようになってから、ワンオペ勤務をさせている店舗は減少しましたが、まだ一部の店舗ではワンオペを実施しているので、働きたい店舗が決まったら、一度、夜中にお客さんとして出向いて従業員が何人いるのか事前に確認しておいてください。
また、犯罪に巻き込まれる可能性も飛躍的にアップするので、夜勤のアルバイトをする際は、待遇面に気を取られ過ぎずに、リスク面も考えてから応募してください。
バイトと正社員の違いは?
アルバイトであれば、カウンター業務と調理場のみですが、正社員になればアルバイトの管理、お金の管理、食材の管理などの管理業務が加わります。
店長になれば定期的に本部に出向いて、各店舗の店長が集まる会議に参加して、状況の報告をして、改善策を考え、提案しなければいけないので、責任が大きくのしかかります。
仕事の口コミを掲載!
オレンジ色の看板の牛丼店で学生時代に2年ほどアルバイトをしていました。都心のお店で時給は1000円、土日の昼間か平日の夜に勤務することが多かったです。悪い意味で印象に残っているお客さんは、玉ねぎ嫌いの30代くらいの男性。牛丼の並盛を頼まれたのですが、出てきた牛丼に玉ねぎが多すぎるとお怒りでした。
「申し訳ありません、作り直します。」とお伝えしたのですが怒りは収まらず、箸をつけずにお代だけ置いて出て行かれました。意地の悪い私は玉ねぎ嫌いなのに牛丼食べようと思う方がおかしい。というか、いい歳して玉ねぎ食べれないなんて幼稚だな」と心の中で悪態をついたものです。
飲食店の経験が無い場合、まずは食品を扱う業種ならではの汚さに慣れる必要があります。お客様にお出しするメニューはもちろん清潔ですが、お客様の食べこぼしの処理、こびりついたソースなどの処理で私は慣れるまで毎日具合を悪くしていました。仕事内容はメニュー作りと配膳が中心で、正確性よりも素早さが優先されます。
といってもマニュアルは完全なものがありますから正確さも自然と出ます。新メニューが発売されたときのみ、多少覚えるのに苦労はします。忙しい業界のため、給料は良いです。都内で深夜でしたら時給が1300円近い事も珍しくありません。